ちりめんじゃこの命

仮想のアドレナリン

ポルボロンを克服してアタイは幸せになる。

 

Este artículo es el artículo número 18 del"Calendario de Adviento CHIRI-INO".

 


 

 



こんにちは~~~~~!すだちです!

 

突然ですが、皆さん……。

 



 



 

幸せですか?

 

 

もう一度聞きます。

 

 

 



 

 

 

幸せですか?

 

 

 

えっ、幸せ……?

 

 

 

 

 



 

そうか(*^-^*)

 

 

 

 

タイトルに絡めて、これを読んでいる皆さんが「幸せか否か」をお聞きしました。皆さんが幸せでしたら、私も嬉しいです。

 

 

 

 

本題に入ります。

 

 

 

 

皆さん、「ポルボロン」というお菓子はご存知でしょうか?ポルボロンとは、スペインの伝統菓子です。見た目はクッキーに似ていますが、口の中に入れるとほろほろと崩れる食感が魅力的なんですよね。確か、小麦粉をしっかり炒ることで、この食感を生み出していたんだっけ。

 

さて、このポルボロンとタイトルにもある「幸せ」が、どう関係しているのかお話しないといけないですね。

 

このポルボロンなんですが、とある言い伝えがあります。

 

それが、

 

 

ポルボロンを口に含んだまま、その形を崩してしまわないように「ポルボロン」と3回唱えることができれば、幸せになれる。

 

 

 

というものです。以下ポルボロンチャレンジと呼ばせていただきます。幸せになりたい人にとっては、重要情報ですね。しかし、ポルボロンのホロホロ感ゆえに、なかなか一筋縄ではいかないそうです。

 

え、私は成功したことがあるのかって……?

 

 

 

あれは、すだちが2~3歳の頃……

 

 

 

 

母の話によると、家族と志摩スペイン村*1へ出かけたとき、たまたまポルボロンの試食をやっていたらしい。

 

らしいのだが、なんと当時の私はポルボロン口に含んだ瞬間、ボソッと「まずい……」と言ってしまったのだとか。無料でいただいているお菓子なのに、大変失礼である。

 

当然、両親は慌てるし、店員さんは苦笑いだったそう。本当に、本当に、当時の店員さんすみませんでした。

 

つまり、「ポルボロン」と3回唱える以前の問題だったのである。口の中に入れたポルボロンは飲みこんだそうだが、3回唱えることはすっぽり頭から抜けていたらしい。

 

それ以降も何回か、家族と志摩スペイン村を訪れてはいる。しかし、ポルボロンを見かけ両親にねだるたびに「何言ってんの。ポルボロンのことまずいって言ったでしょ。」と断られ、購入には至っていない。完全にその時の記憶がないが、もし事実ならこちらの分が悪い。

 

 

でも、思うんですよね。ポルボロンがまずいわけないだろと。ホロホロ食感で優しい甘さの焼き菓子だぞ。まずいわけないだろ。字面の時点で、めちゃくちゃ美味しいだろ。当時のすだちはどんな舌してるんだ。

 

もしかしたら、あの日ポルボロンに対してまずいと言ったことで、ポルボロンの逆鱗に触れてしまったのかもしれない。そして、何かしらの幸せを逃しているのかもしれない。「すみっコぐらし~パズルをするんです~」のステージ550が何十回やってもクリアできないのも、無関係ではないはずだ。

 

これは……、ポルボロンと改めて向き合うときが来たんじゃないか……!?ポルボロンの味を確かめ、ポルボロンチャレンジに成功するぞ。そして、幸せになるのだ。

 

 

 

 

 

ということで買いました。ちょっと前に志摩スペイン村で遊んだので、そのときに購入しました。

 

 

ごめん、肝心の中身撮り忘れた。確か、こんな感じ。

 

志摩スペイン村で販売されているポルボロンは、私が行ったときは6種類あり、うち1つがどうやら期間限定のものでした。

 

上の写真は、常に売られている(多分)バニラ味です。色々な味があるなかで、とりあえず一番オーソドックスっぽいやつを選んだ。あと、シンプルにバニラ味が好き。

 

と思っていたら、どうやら定番のやつはバニラでは無かったらしい。志摩スペイン村HPのポルボロン専門店のページを見たところ、「クラシコ*2」というのが定番というか、オーソドックスなやつっぽい。クラシコ!?

 

まぁ良い。バニラ好きだもん。

 

こちらのポルボロン、8個入りなので家族に複数お裾分けをしても、数個は自分が食べられる。ポルボロンチャレンジは1回だけでは無いってことだ。私はおみくじで良い結果が出るまで引き続けるタイプではないが、幸せになるチャンスが複数回あるのなら、それは余すことなく活用したいと思っているので。

 

 

 


味めちゃくちゃ美味しい。口に入れた瞬間、バニラの甘い香りが鼻から抜けるし、優しい甘さが心地いい。

 

 

 



 

割れたわ。ポルボロンの「ポ」の部分でガリッといっちゃった。無念。

 

 

 

美味しいのは分かったので、あとはポルボロンチャレンジを成功させるだけだ。もういっちょいってみよう。

 

 

 



ダメでした。

 

ねえ、ホロホロ食感がずるい。食感楽しくて、ついパクパクしてしまう。幸せを取るか食欲を

 

 

 

もう一度……と言いたいところだけど、残りのポルボロンバニラ味は家族にあげてしまった。私のポルボロンチャレンジもここまでか。

 

 

 

 

 

 

 

 

まだだ。

 

まだ、これがある。ストロベリー&チョコレートだ。これはクリスマス限定っぽい。期間限定にアタイは弱い。これまた写真を撮り忘れちゃったんですが、外側が茶色で内側が淡いピンクで可愛らしい見た目でした。

 

 

 



これまた、おいしい。ストロベリーの酸味とチョコレートの甘さが合う。

 

 

 

 

あ、3回言えちゃった……♡

 

 

 

 

 



 

幸せって漠然としてっから………ポルボロンって唱えながら、具体的に祈っちゃった。流れ星見つけたときみたいになってら。

 

 

 

なあ

 

そもそも幸せってなんなんだ?

 

宝くじで一発当てて、一生働かず暮らすことか?

 

愛する人間と人生の終わりまで、一緒に穏やかな生活を紡ぐことか?

 

倍率の高い大学の入試に合格することか?

 

 

ドゴッ

 

 

 

 

あんたはどう思う?

 

 



 

 

教えてくれよ

 

 

幸せとやらを

 

 

 

 

今更なんだけど、ポルボロンチャレンジって勝手にチャレンジ呼ばわりしちゃったけど、実はそんなに難しくないのかも。というか、チャレンジと呼ぶほど大袈裟なものでもないのかも。2回ミスった人間だから、説得力がないけどさ。

 

ただ、人間ってさ、口の中に物入れながら喋るときって発音が不明瞭になるじゃん?「ポルボロン」って呟くつもりがどうしても「ホフホホン」みたいな感じになっちゃうってことよ。

 

私は自分に甘いので、間違いなく「ホフホホン」って言ってたけど、まあ、良いのよそれは。私はおみくじで良い結果が出るまで引き続けるタイプではないが、どんな結果も都合良く解釈するタイプではある。

 

まあ、はきはきポルボロンって言おうと思うと、「ル」か「ボ」のあたりで粉々にしちゃうかも。これを読んでる皆もやってみて。

 

 

 

結論

 

・ポルボロンは美味しい。*3

・すだちは、これから幸せになる。

 

 

 

 

おまけ

 

すみっコぐらしのパズル、ステージ550クリアしました。

 

 

これが幸せ?

 

 



 

 

 

 


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著者:すだち

八方塞がり

 

 

*1:志摩スペイン村は三重県志摩市にあるスペインをモチーフにした最高リゾートだ!なんとポルボロンの専門店もあるぞ!行くしかねえな!

*2:スペイン語?イタリア語?で「古典的な」「伝統的な」という意味らしい。あ、英語で言うとクラシックか。名は体を表していた。

*3:ポルボロンは、百貨店や焼き菓子のお店とかで買えるかもしれないよ。お店によって味や食感が違うだろうし、色々調べてみてね。あの時自分が食べたのは何味だったのだろうか。少なくともバニラではないと思われる。