ちりめんじゃこの命

仮想のアドレナリン

記憶の正しさをインターネットで証明したい

こんにちは。もりそばと申します。

 

突然ですが、私のHNは  【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】で柴田亜美先生が描くDQ3の武闘家から拝借しています。
こんなHNなので、昔からDQはもちろん、ゲーム全般が大好きです。

 

ここでひとつ、DQ3にまつわる私の思い出を聞いて下さい。

 

当時遊んでいたファミコンのDQ3はセーブデータが突然消えてしまうことが度々ありました。トラウマ必至のBGMと共に無慈悲にもデータは消去され、大人も子供も泣き寝入りするほかありませんでした。
しかし私の姉は、百発百中ではないものの、消えた直後であればデータを復活させることができたのです。
どこでその技を得たのかも具体的な方法も姉は教えてくれなかったのですが、私は何度も救われました。特に姉の友人宅では幾つか命拾いした記憶が強く残っています。*1
月日は経ち大人になったある日、姉にこの話をすると「そんなこと無理では?」と首を傾げるばかり。そんな馬鹿なと思いましたが、その場では私の記憶違いということになりました。*2
そして最近、ふとこの件を思い出し調べてみると、なんと 「百発百中ではないものの、消えた直後であればデータを復活させる方法」は存在したのです。
そう、私の記憶は正しかったのです。

 

 

 

 

 

ヒトの記憶は信用できません。
しかし私たちには「インターネット」があります。
記憶の正しさはインターネットで証明できるのです!

 

 

 

 

 

という訳で今回は、ゲーム繋がりということで、マイフェイバリットゲームの一つ『メタルギアソリッド3 スネークイーター』(以下MGS3と表記)購入時の記憶の正しさを証明しようと思います。

 

ひとまず当時のことを思い出してみましょう。

 

購入時期は確か2006年の秋だったと思います。たぶん9月とか。
私は北海道の東側に住む学生でした。
その日は帰りにおもちゃ屋に寄り予約済みのMGS3を受け取る算段でしたが、当日、台風が著しく接近または上陸し、天気は大荒れの予報でした。台風は大変珍しい地域のため朝から騒然としていた記憶があります。
登校はしたものの、昼過ぎに悪天候を理由に全校生徒に帰宅指示が出ました。私はすぐさま学校を後にすると「絶対今日プレイするんだ」という一心で暴風雨のなか必死におもちゃ屋に向い、服や鞄をびちょ濡れにしながらも、何とかMGS3を入手しました。
帰宅後はゲームに没頭し、仮眠を挟みつつ18時間程度をかけて一気にでクリアしました。翌日の予定など顧みず夜中もぶっ通しでプレイした記憶があるため、恐らく金曜あるいは祝前日だったのだと思います。

 

以上が私の頭の中の記憶です。

さっそくインターネットで判明しそうな部分について調べてみましょう。

 

オッケーグーグル!!
ペポンッ

 

 

 

 

 

  • MGS3の日本国内の発売日はWikipedia曰く2004年12月16日(木)
    • つまり。そして翌日は平日である。
  • 発売日当日の昼過ぎ(13~15時)の天気気象庁の過去データから確認すると、天候は悪かったようだが暴風雨というほどではない。
    • 降水量は2mm以上5mm未満。まぁまぁ降っている程度。
    • 風速は5m/h前後。ちょっぴり強い程度。
  • ウェザーニュースの台風データベースを確認すると、発売年の2004年記憶にある2006年も北海道の東側に台風が著しく接近または上陸した記録は無い。

 

 

 

 

 

~ 結論 ~
 結構、記憶違い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように自分自身が『信頼できない語り手』と化していることもインターネットで証明することができます。

 

皆さんもぜひ記憶の正しさをインターネットで証明しようとして記憶違いに気付き不安になるなどしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

著者:もりそば

将来の夢はカレーパン。

*1:姉の友人は、主人公にデフォルトネームがあっても必ず自分の名前を付けるタイプで、年下に横暴な態度を取り、すぐ癇癪を起こす人間でした。姉友人はDQ3を所持しておらず、私の姉が時々持っていくDQ3にセーブデータを作って遊んでいました。そのため姉所有のDQ3には、姉・私・姉友人、各々のセーブデータが入っていました。私も姉友人とはそれなりに仲良くしていたので、姉について行き一緒に遊ぶことが度々ありました。姉友人宅でDQ3のセーブデータが消えそうになったことが数回あるのですが、その度に姉友人は酷く動揺し、ゲーム所有者の姉ではなく私に八つ当たりをしてくるのでした。ちなみに、セーブデータが消えてから復活するまでの間、どのデータが削除対象だったのかは分かりません。トラウマ必至のBGMが鳴り止んだ後に表示される「おきのどくですが」から始まるメッセージを読むことでどれが消えたのか判明するのです。姉はそのメッセージ表示より前に対処をしていました。つまり消えていたのは姉か私のデータだった可能性もあるのです。それにも関わらず、姉友人は自身のデータが消えかけたと思い込み「お前がゲームを雑に扱うから!」などと根拠のない怒り方をいつも私にしていたのです。もしここで何らかの理由でデータが復活せず、しかも姉友人のデータが犠牲になっていたとしたら、きっと私は200%殴られていたと思います(200%は2発という意味)。そういう訳で「命拾い」と表現したのですが、今になって思うと何でこんな奴と仲良くしていたのか全く解りません。Y恵よ、私が小学生の時に少ないお小遣いから自費で購入したDQ6を勝手に持ち帰った挙句ラスボス直前のデータを上書きした恨み、まだ忘れてないからな。

*2:一方、姉友人がやはり酷く横暴な人間であったということでは解釈が一致しました。その話題は全く盛り上がらなかったので、姉も私と同様あまり良い記憶としては残っていないのでしょう。ちなみに姉友人とはその後、姉が中学を卒業してから私も姉も会うことはなくなりました。Y恵よ、私が当時めちゃくちゃやり込んでいたいたSFCの魔法陣グルグル2を借りパクしたまま黙っていたこと、まだ忘れてないからな。