ちりめんじゃこの命

仮想のアドレナリン

”アドベントカレンダー”とは何か

この記事はちりいのアドベントカレンダーの20日目の記事です。


 

 

 

 

 

こんにちは。もりそばです。

 

この記事は冒頭にもある通り「ちりいのアドベントカレンダーの記事のひとつです。

 

ところで皆さんは ”アドベントカレンダー” について、何かご存じでしょうか?

 

突然ですが今日は少し ”アドベントカレンダー” について話をさせてください。

 

 

 

 

 

見出し:”アドベントカレンダー”とは

本来は欧州の文化の一つで、クリスマスイブまでの4週間、イエス・キリストの誕生を待つ特別な期間のことを指します。「Advent」とは「イエス・キリストの降臨」を意味します。
現代においては12月1日から24日(または25日)までの間、毎日何かしらの楽しみが仕掛けられているカレンダーのことを指します。24~25個のポケットや扉が付いた箱のような形をしているものが一般的です。
毎日ひとつずつ開けて、中に入っているお菓子やおもちゃなど、小さなプレゼントを受け取って楽しみます。


この辺りの説明はちりいのアドベントカレンダーの初日の記事にて言及されているほか、高島屋のHPに詳しく書かれていますので、ご興味のある方はご覧ください。

 

 

 

 

 

見出し:ブログの企画における”アドベントカレンダー”

一方、こちらは12月1日から25日までの間、なるべく毎日ひとつ記事を投稿する企画のことを指します。よく「アドカレ」と省略されます。
特にITエンジニア界隈では2010年頃から実施されており、現在も大変盛んに行われています。
ほとんどの場合、ITエンジニア向け情報共有サービス『Qiita(キータ)』や、ちりいのでも利用している『Adventer(アドベンター)』等のアドカレ用サイトが利用されます。
参加者は個人・グループ・学校・企業など様々で、上記サイトに日々記事を登録していきます。
テーマは非常に多岐に渡りますが、IT系以外に関しては、インターネット上の企画である性質上なのか、傾向としてはオタクっぽいものが多い印象です。
近年は毎年1,000以上のアドカレが作成されており、読む楽しさもある企画と言えます。

 

 

 

 

 

見出し:”アドカレ” を行うことのむずかしさ

アドカレは、しばしば「チャレンジングな企画」であると受け取られます。
私も過去、友人達のグループや企業の中の人としてアドカレの運営に携わった経験がありますが、そう思われるのも理解が出来ます。

参加する際の重要なルールはたった一つ、「なるべく毎日1つ記事を投稿する」ことだけですが、しかし、これがとても難しいのです。

 

人間は飽き性です。
すぐに約束を破るし、忘れます。

 

開始前は投稿予定で埋められているアドカレも、25日を過ぎてみれば1つも投稿されていない……なんてことは当たり前です。*1
執筆予定者が「書けない、無理だ」と申告してくれるのは大変健全で、音信不通になることもザラにあります。*2

 

人間は、非常に愚かで幼い生き物なのです。

 

そのように愚かな、しかし、だからこそ愛すべき人間が記事で埋め尽くされたアドカレを作ることだけで大変な偉業なのです。

 

 

 

 

 

私は本来、下記のタイトルで記事を執筆する予定でした。*3

元々予定していたアドカレ記事のタイトル


しかし、今は全く違う内容で記事をしたためています。

 

何故か。

 

面倒だったからです。

 

記事のために何かを購入し。
写真を撮り。
メモを残し。
それをまとめて、記事にすることが。

 

何もかもが面倒でした。

 

というか今も全然面倒です。
めっちゃ。ホント。マジで。

 

でも、いいのです。
それらしい記事が書ければ、それでいいのです。

 

それが愚かで幼き人間である私に出来る、唯一の贖罪なのです。

 

 

 

 

 

見出し:おわりに

将来の夢がケーキ屋さんだった人をスイパラに集めてただ眺めていたい*4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引き続き『ちりいのアドベントカレンダー』をよろしくお願いします。

 

著者:もりそば

将来の夢はカレーパン。

*1:例としては、ブログ執筆経験の無い人間が勢いでアドカレを作ってしまったもののブログサービスの登録から飽きてしまう、等。また、主催者が初日または最終日のみ埋めて閑散としているパターンも大変多く、この場合は、テーマがニッチ過ぎて誰もついてこない、主催者に求心力が無い、等の要因が考えられます。

*2:主催者が有終の美として最後を締めてくれるはずだったアドカレで失踪し、のちにグループが崩壊した例もあります。

*3:神奈川県を中心に展開されている「ちーちゃいコストコ」のようなスーパー『ロピア』を取り上げ、売られているお惣菜の量の多さ・種類の豊富さ・味についてレポートし、クリスマスホームパーティを提案する、という内容を想定していました。ちなみに(私の観測範囲ですが)一番美味しかったのは「ジャンボチキンカツ(普通のチキンカツのでっかいバージョンで、普通に美味しいし値段も安い)」、一番イマイチだったのは「チャーシュー(安いハムの塊を甘辛くしただけの代物。豚バラチャーシューというのもあるようだが、それとは恐らく別物)」でした。ご参考になれば幸いです。

*4:スイパラ:関東・近畿を中心に東海、東北、中国、九州エリアに25店舗を展開しているデザートバイキングチェーン。値段・種類・量・クオリティを鑑みると、高校~大学生が行くと一番楽しめる場所。